フリーランスで働く人は、確定申告を自分で行う必要があるため、経費精算に関係した書類をまとめておかなければなりません。とはいえ、Excelで1からマクロを組んで経理処理のシステムを作るというのは意外と大変です。上手に時間を活用したいのであれば、便利なツールを活用しましょう。
多くのフリーランスから人気を集めているのがオンラインの会計ソフトです。弥生やfreee、マネーフォワードといった会計ソフトはすべてデータがクラウド上で保存されているので、WiFi環境さえあれば外出先からでも簡単にアクセスすることができます。これらの会計ソフトはクレジットカードの利用履歴や銀行の口座と連携させることが可能です。そのため、オンラインでデータを同期させておくと支払い情報がすぐに読み込まれて、その詳細を登録することができるようになります。勘定項目なども簡単に振り分けができるようになっていますから、スピーディーに経費処理を済ませたい人にはたいへんおすすめのツールです。
年度末になると確定申告の準備をするよう通知が届くというのも会計ソフトを利用するメリットと言えます。書式はシステム上で毎年更新されるので、書類を提出したものの古い書式で受理されなかったという心配がありません。マイナンバーなどの個人情報を事前に入力しておけば、それ以外の項目はシステムに登録されている年度内の経理情報を参照して自動的に書類を作成してくれるので、短時間で確定申告の準備が完了します。